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データベースにおけるカーソル()は、一連のデータに順にアクセスする際の検索条件および「現在位置」を保持するデータ要素である。 == 概要 == 一般にデータベースは、同じ種類のデータを数多く蓄積しており、利用者が求めるデータも1件だけではなく複数件になる可能性がある。このようなケースは、カーソルを使って以下のようにイテレータの要領で実現できる。 # 利用者は検索条件やソート順序を指定してカーソルを定義する。 # パラメータを利用している場合は値を決定し、データへのアクセスを開始する。 # カーソル位置のデータを取得する。検索結果の終端なら7へ。 # 必要に応じてカーソル位置のデータを変更・削除する。 # カーソルを「次のデータ」へと進める。 # 3から繰り返し。 # 繰り返しの終了後、カーソルを解放する。 システムによっては5において、次のデータに進む以外に、ひとつ前のデータに戻ることも許している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「カーソル (データベース)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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